25歳 異性の女と2ショットを撮りInstagramに写真をあげる男子に「圧倒的な力の差」を感じた話

僕の友達にO君っていう文武両道容姿端麗でこれまた性格も優しい神みたいな男の子がいるんですけど、彼は僕の知る友人の限りで男子受けと女子受けを両立させているすげえ存在です。彼と出会ったのは高校生の時。パッと見た時から「イケメンだなあ」と思っていたのですが、そこに「テニス部・特進クラス」という補正がのっかってくる。
なんなん?チートなの?帰宅部で普通クラスの俺をバカにしているの?そんな異世界転生勇者みたいなスペックをした彼ですが自分に奢ることなる面白くていいヤツ。このスペックになると「イケテナイヤツヲイジメール」という特殊スキルを持っていたりするのですが、そんなこともなく。人生2周目かな?

そんなO君、彼女も可愛かった。「超特別級美少女」ってわけではなかったが、顔で言うなら桐谷美玲を少し薄くした感じ。前世でどんな德を積んだらそうなるのか。
坊主も真っ青やでホンマ。まあもちろんそんなスペックを持っている彼と「どちらかというとイケてないグループに属していた僕」がガッツリ「絡む」機会はそんなになかった。廊下ですれ違ったら挨拶するけど一緒に帰ることはしない、くらいの感じ。

そんな彼ですが、Twitterを辞めぱったりと消息、連絡共に途絶えていたのですが、僕の気の迷いで始めたInstagramで再開しました。所謂「相互フォロー」っつうもんになったわけですね。たぶんこのブログを読んでる人はクラスの隅っこで黙りながら官能小説読んでるやつしかいないと思うので説明すると、Instagramには「ストーリーズ」って機能があって、撮影した写真や動画を瞬時にアップロードできる機能だ。ほかの投稿と違い、24時間経つと自動的に投稿が消えるというのが大きな特徴だ。このストーリーズの使い方はいろいろあって、一日起きたことをまとめにしてあげている人もいれば、その場で起きた凄いこととかを乗っけたりしている人もいる。ストーリーズにO君は「女の子とのサシ飲み会」をあげているのだ。

25歳になりこういう「イケてる登竜門」を一切くぐってこなかったなあと少し悲しい気持ちになった。思えば小学校のころから友人宅でスマブラをやりキャプテンファルコンの物真似をしていた俺と違い、彼はエンジェルブルーの服を着こなしたイケイケ小学生と交流を持っていたんだろうな。プロフ帳も真っ先に「書いて!」ってせがまれてたタイプだろうな。悔しくなり僕がInstagramにあげた写真を見てみたら、「自撮りをすると自分の肖像画っぽくなる」という謎の画像しかあげてなかった。「似てない?w」とかいって単芝生やしてる場合じゃねえぞ。

社会人になり早4年、高校生の時に味わっていた圧倒的な権力・力の差をまさかこの歳になって感じることになるとは思っていなかった。イケてないやつは絶対にInstagramなんか始めるべきじゃない。一生Twitterに籠っているべきだ。

たぶんO君はカラオケとかでもOfficial髭男dismとか米津玄師とか歌ってるんだろうな。僕はU&Iをうたうよ、ジョジョ